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初心者のための見取り算(足し算・引き算)まとめ6技①|どの計算の時にどの技を使うか
足し算引き算(見取り算)について、ちょっと開発したプリントができたので、紹介したいと思います。題して、「見取り算のための6技!このプリントを一枚出しながらやれば、足し算引き算全部できるぜ!」自分で言うのもなんだけど、結構いい気がしてる。
感想を有り難くいただくのだが、その中で、「足し算と引き算のやり方がこんがらがります。」という意見を頂戴します。5玉を使う操作だったり繰り上げの操作だったりが、一つ一つ出されれば分かるが、バラバラにされると分からない。とまではいかないまでも、ごちゃっとなり、間違える。そういったご意見だ。きっと慣れていけば指が覚えてきて問題はないと思う。けど、指が覚える前にめんどくさくなって”脱そろばん”されては、もったいないと思う。そこで、操作の整理・まとめとして、”紙一枚!”にこだわって作ってみた。
(負・マイナスの計算はこのプリントに載せていません)
プリントの説明
足し算引き算を6つのやり方に分けました。6つのうちの2つは簡単なので(後程説明します)、実質、4つのやり方を使えるようになれば、足し算引き算の問題全てを解くことができます。
その6つのやりかたを記したプリントがこちら。
「見取り算のまとめ6つの技」のプリントのダウンロード
著作権フリーです!商用でも個人用でもOKです。欲を言うと、問い合わせメールで「もらいまーす☆」的簡単なメッセージを頂くとめっちゃ嬉しいです!
プリント上部の説明
プリントの上部は「どの計算の時にどの技を使うのか」を示しています。
技①②について
先ほど話したように、3+1や6+2、14-3や9-7のように簡単にできるものを技①②としています。
- 簡単にできる
それ以外の簡単にできない計算が技③~⑥の4つになります。
技⑤⑥について
技③④よりさきに、技⑤⑥について
- 簡単にできない
- +5,+6,+7,+8,+9
この2つの条件を満たす時、問答無用で技⑤になります

引き算の時も同様に
- 簡単にできない
- -5,-6,-7,-8,-9
この2つの条件を満たしたとき、問答無用で技⑥になります

技③④⑤⑥について
+1~4、-1~4の時の計算(簡単にできない)は”問答無用”ではなく、5玉の条件によって技を使い分ける必要があります
プリントの「5玉が上がっている」とは
1~4のことで5玉が図2状態になります
図1の状態ではありません。

この時、足し算であれば技③を使い、引き算であれば技⑥を使います
例1として4+3をします

例2として23-4をします

プリントの「5玉が下がっている」とは
5~9のことで5玉が図3状態になります
図4の状態ではありません。

この時、足し算であれば技⑤を使い、引き算であれば技④を使います
例1として8+3をします
例2として7-4をします
技の発動の詳しい条件・技の使い方(次のページで)で触れていきます