見取り算⑥|繰り下がりの引き算

繰り下がりの引き算|見取り算⑥

5を作る引き算で、一の位の計算はできるようになります。
次のステップとして、繰り下がりのある引き算を習得します。
例えば、13-8のように、一の位だけでは引けない時に、繰り下がりを行います。

いよいよ、見取り算もクライマックス!
掛け算、割り算も基本は足し引きです。
ばっちりマスターして、目指せ、日本一!

繰り下がりを行う引き算は
10を引いて、10-☆を頭で計算し、その頭で計算した数を一の位に足す
というのが基本的考えになります。

具体的にいくつかの引き算を例にとって説明していきます。

13-8の計算

13をおきます
繰り下がり引き算_1
8を引きます
8を引こうにも、一の位に入っている3から8は引けません。
そこで繰り下げを行います。
まず、10を引きます
繰り下がり引き算_2
次に、頭の中で10-8をします。
2です。
その2を一の位に足します
(ここの計算は5珠を使う足し算にて説明していますので、分からない場合は、こちらをご覧ください)
繰り下がり引き算_3

答えはになります

37-19の計算

2ケタ以上の計算は位の大きい方から計算を行っていきます。
この37-19では、位の大きい、10の位から計算を行っていきます。

37をおきます
繰り下がり引き算_4
19の1を十の位から引きます
繰り下がり引き算_5
次に、19の一の位である9を引きます。
9を引こうにも、一玉には7しか入っておらず、引けません。
そこで繰り下げを行います。
10を引き(①)、頭の中で10-9をした答え1を一の位に足します
繰り下がり引き算_6

答えは18になります

個人的な繰り下がりの引き算のコツ

見取り算で、定番の暗記でございます。
「あっ、この引き算は、繰り下がるな!」と気づいたら

-1の時は、10を引いて9を足す
-2の時は、10を引いて8を足す
-3の時は、10を引いて7を足す
-4の時は、10を引いて6を足す
-5の時は、10を引いて5を足す
-6の時は、10を引いて4を足す
-7の時は、10を引いて3を足す
-8の時は、10を引いて2を足す
-9の時は、10を引いて1を足す

という暗記です。

これが速いのではないかと思います。

あくまで私の考えで、ちゃんとしたそろばんの先生から怒られるかもですが、独学なのであしからず…

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自己紹介



2015.4 そろばん開始
2015.7 6級7級取得
2015.11 3級取得
2016.02 1級不合格
2016.11 2級不合格
2017.02 2級合格
2017.06 1級不合格
2017.10 1級不合格
2018.02 1級不合格
2018.06 1級不合格
2018.10 1級不合格
2019.02 全珠3級合格

私、白石と申します!
そろばん経験はありません。
そろばんを始めたのは34歳の2015年4月から
そんな私が日本一を目指しています。
仕事は熊本の学習塾(ひまわり教室)で塾長してます
ライバルは小学生!
応援よろしくお願いします!


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