- Home
- 見取り算④|5を使う引き算
見取り算④|5を使う引き算
”3-1”や、”7-5”のような引き算は簡単ですが、これから教えるのは5玉を使う引き算です。
少しこんがらがるところもあるかもしれませんが、一つずつ丁寧に理解していってください。
5玉を使う足し算は
「一玉から引けない!けど、5玉はある!」
ならば、5玉をを利用し計算しよう!
というのが基本的な考えになります。
具体的にいくつかの足し算を例にとって説明していきます。
5-3の計算
5をおきます
3を引きます
3を引こうにも、今、一珠には何もありません。(下図緑)
そこで5玉を使用します。
5-3を考え、2を足します。
次に5玉を引きます
答えは2になります
7-4の計算
7をおきます
4を引きます
4を引こうにも、今、一珠には2しかありません(下図、緑の線)
そこで、5玉を使用します。
5-4を考え、1を足します。
次に5玉を引きます。
答えは3になります
- 「一珠足りね!五玉がある!」
- 頭の中で5から引く
- その頭できた計算をそろばんの一珠に足してあげる
- 最後に5玉を引いて上げる
という手順です。
面倒ですが、基本はこれです!
このページの最後のほうに、暗記についても説明していますので、よかったら最後のほうを読んでください。
67-26の計算
二けたの計算を練習します
67をおきます
26を引きます
まず、十の位から計算していきます。
十の位から、2が引けないので、頭の中で、5-2をします。
その答えの3をそろばんの十の位に足してあげます。
そして、5玉を引いてあげます。
次に1玉の計算です。
一玉は7-6をすればいので、簡単な引き算の方法で解きます。
答えは41となります
5を使う足し算同様、5を使う引き算も暗記のほうが早いのではないか!? 参考までに、5玉を使う足し算のときの暗記は 足し算のとき同様、指が慣れてしまえば、こういったことも考えずにできていくのですが、とにかく、最初は一つ一つの計算に考えて時間がかかります。
とも思います。
個人的に、-3と、-2がごちゃってなって、よく間違います。
それを暗記することで、少しは解決しました
何を暗記するかというと、
―1の時は、4を足して、5玉を引く
―2の時は、3を足して、5玉を引く
―3の時は、2を足して、5玉を引く
―4の時は、1を足して、5玉を引く
という暗記です。
―1の時は、5玉足して(5玉足して)4を引く
―2の時は、5を足して(5玉足して)3を引く
―3の時は、5を足して(5玉足して)2を引く
―4の時は、5を足して(5玉足して)1を引く
です。
しかも、足し算のやり方を覚えたばっかりに、ほんと頭がごちゃごちゃになっちゃうんです。
それでも、訓練訓練。
がんばっていきましょう!