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負マイナスの計算のやり方|そろばん
そろばん負マイナスのやり方
そろばん2級に入り、マイナスの計算が含まれるようになります。
そのやり方について説明します
負マイナスの計算の基礎
258-400
これを計算すると、答えは”-142”となります
まず、そろばんに258をおきます
-400ができませんね。
そこで、一つ大きい数の位(千の位)に1をおきます(借ります)。
いま、1,258になりました
次に1,258-400を計算します
答えは、下図の黄色(補数)を読み取れば答えとなります
答えを読み取る際、一番最後の数が置かれている桁に1を加えて答えにしてください(赤色)。
計算後、一の位が0になる場合
3280-5240
3280-5240を計算します。
答えは”-1960”となります
先ほどと同様、そろばんに3280をおきます
-5240ができませんね
そこで、ひとつ大きい数の位(万の位)に1をおきます(借ります)
いま、13,280になりました
次に13,280-5240を計算します。
答えは、下図の黄色を読み取れば答えとなります
答えを読み取る際、一番最後の数が置かれている桁に1を加えて答えにしてください(赤色)。
ここでは、一番最後の数が置かれている桁は十の位の5です。これに1を加えて6にし、答えとなります。
1の位は、そのまま0にします。
(一の位の補数9に1を足して繰上りで計算する方法もありますが、面倒ですので、1の位はそのまま0にします)
計算後、一の位も十の位も0になる場合
3266-5466を計算します。
答えは”-2200”となります
先ほどと同様、そろばんに3266をおきます
-5466ができませんね
そこで、ひとつ大きい数の位(万の位)に1をおきます(借ります)
いま、13,266になりました
次に13,266-5466を計算します。
答えは、下図の黄色を読み取れば答えとなります
答えを読み取る際、一番最後の数が置かれている桁に1を加えて答えにしてください(赤色)。
ここでは、一番最後の数が置かれている桁は百の位で補数は1です。これに1を加えて2にし、答えとなります。
1の位、10の位は、そのまま0にします。
(一の位の補数9に1を足して繰上りで計算する方法もありますが、面倒ですので、1の位はそのまま0にします)
見取り算での使用(実践)答えが負になる
見取り算を実際にやってみましょう
No | 計算 | そろばん面 | |
1) | 3216 | 3216 | |
2) | 1681 | 4897 | |
3) | 260 | 5157 | |
4) | -8665 | 6492 | 万の位に1を立て(借りて)計算 |
5) | 405 | (※1)6897 |
図※1
答え-3103
一度マイナス負になったが、またプラスに戻る計算
No | 計算 | そろばん面 | |
1) | 8265 | 8265 | |
2) | 312 | 8577 | |
3) | -9681 | 8896 | 万の位に1を立て(借りて)計算 |
4) | 104 | 9000 | |
5) | 6229 | (※2)15229 | 万の位に借りていた1を返す(引く) |
図※2
万の位に借りていた1を返すした(引いた)そろばん面が答えとなる
答え5229