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掛け算やり方④|1桁×3桁
掛け算やり方④|1桁×3桁
(両落とし・定位法でのやり方で説明しています)
掛け算のやり方の第4回です!
前回は、3桁×1桁のやり方について説明しました。
そのやりかたとほぼ同じになります。
違うところは、かけらる数を掛けていく点になります。
このページから見られた方にもわかっていただけるよう、最初から説明していきますので、どうぞよろしくお願いします。
なお、前回の3桁×1桁を習得されている方は、復習と思って、見ていただければ幸いです
まずは、掛け算のルールの復習から
- スタート位置を決める
- 大きい桁から計算していく
- 九九をするたびに答え意を足す場所を右へずらして計算する
相変わらず、掛け算のルールは変わりません。
それでは、やっていきましょう♪
計算を始める位置を決めます
計算を始める位置を決めることから始めます。
1桁×3桁のスタート位置は、千の位からのスタートになります
計算を始める位置の説明はこちらをご覧ください
7×964の計算
まず、掛ける数の大きい桁である7と9をかけます
7×9=63 これをそろばんの千の位を頭にしておきます
一つ九九が終わったので、次の計算は右に一つずらして計算結果を足します
次の計算は7と6をかけます
7×6=42
一つ九九が終わったので、次の計算は右に一つずらして計算結果を足します
次の計算は7と4をかけます
7×4=28
答えは6,748となります
前回は、掛け算をするうえでの注意点がありました。
前回の注意点
9×7、6×7、4×7の順番ではなく
7×9、7×6、7×4の順番で行います
この方が計算スピードがあがります
ですが、今回の1桁×3桁の場合、そのまま左から順番に見ていけばよいので、掛ける順番の工夫は必要ありません。
5×640の計算
まず、掛けられる数の大きい桁である5と6をかけます
5×6=30 これをそろばんの千の位を頭にしておきます
一つ九九が終わったので、次の計算は右に一つずらして足します
次の計算は5と4をかけます
5×4=20
一つ九九が終わったので次の計算は右に一つずらして足します
しかし、次の計算が5×0=0となり、計算は不要です。
答えの読み間違えに注意してください。
答えは3,200となります
答えは32にはなりません。
定位法で計算を行っていますので、最初に決めた定位点が1の位として答えを読み取ってください
9×804の計算
まず、掛けられる数の大きい桁である9と8をかけます
9×8=72
一つ九九が終わったので、次の計算は右に一つずらして足します
次の計算は9と0をかけます
9×0=00
0で、玉は動かしませんが、ここでもしっかりと、
一つ九九が終わったので、次の計算は右に一つずらして足します
次の計算は9と4をかけます
9×4=36
答えは7,236となります
3×632の計算
まず、掛ける数の大きい桁である3と6をかけます
3×6=18
一つ九九が終わったので、次の計算は右に一つずらして足します
次の計算は3と3をかけます
3×3=9
ここで、注意しなくてはいけないことが、百の位に9を足してしまうことです。これは間違いです。
3×3の九九は
「さざんがきゅう」と覚えます。
この”が”は、0という意味で覚えておくと、非常に便利です。
九九をしたときに答えが1桁になるときは、必ず、”が”が付きます。
例えば、3×2 「さんにがろく」
1×4 「いんしがし」
というように、”が”が付きます。
これをそろばん上の計算では、0を使用することになります
つまり3×3の計算は
3×3=09
と考えそろばん上に足します(置きます)
一つ九九が終わったので、次の計算は右に一つずらして足します
次の計算は3と2をかけます
2×3=06
答えは1896となります
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