初心者のための見取り算(足し算・引き算)まとめ6技③|技を2つ使って解く計算

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技を2つ使って解く計算

計算の中には、6技の2つを使って解く問題があります。
6+8をしてみます

+8ですので、技⑤確定です。

まず、6を入れて

+8ですので技⑤「10玉を入れつつ、裏2をとる(引く)」で操作します
(そろばん操作)10玉を入れつつ・・・

(頭の中)裏2をとる(引く)・・・

うっ、2引けない(簡単にできない)
現在6-2の状態です。
頭を切り替えて6-2をします。
”-2”で”5玉が下がっている”ので技④を使うことになりす

技④「5玉を取りつつ、裏3を入れる(足す)」を行います

答えが”14”になります

今回の例は、技⑤を使って技④を使った複合問題です。
技を2つ使って解かないといけない問題があります
複合といっても、3つ複合するとこはありません。2つの複合までです。
複合は技⑤→技④のケースと、技⑥→技③のケースの二つの種類があります。
各技の習得をばっちりしていくと、複合もそんなに難しくないのですが、スピーディーにじゃんじゃん技を習得されるかたは、頭の整理が追いつかず、この複合で引っかかります。
そういった場合、ペースを落として各技の習得をばっちりしにいくか、複合の問題パターンの暗記で、ちょっと強引に進めていくかをお勧めします。複合問題パターンの暗記は次に説明します

参考までに、ペースを落として各技の習得をしていきたい方は

こちらのテキストが、各技の練習にはちょうどいいかな。と思います。(29ページから複合の問題になります)

複合の問題パターンの暗記

先ほど技⑤→技④の例として、6+8をあげましたが、それを含め、合計10個あります。
5+6,5+7,5+8,5+9,6+6,
6+7,6+8,7+6,7+7,8+6
の10種類です
技⑥→技③は、全て引き算になり、こちらも合計10個あります
11-6,12-6,12-7,13-6,13-7,
13-8,14-6,14-7,14-8,14-9
の10種類です。(引かれる数を10台にしていますが、10台じゃなくても20台でも30台でもいいです)

おまけ
技一覧の表を作りました。

ダウンロードはこちら

複合の計算の簡単かもしれない方法

雰囲気でいっぺんに操作する方法です。
※特にどの書庫にも載っていませんので、正しいやり方ではないとは思います。が、正解はします。
例6+8をします
そろばんに6を入れます。次に「6+8ふむふむ、繰り上がるな」ということで、10の位に1つ入れます

「う~ん、+8か…。強引に、5玉あげて、3玉あげれば8っぽくね?」
と、強引に8っぽくいじります。


答えが”14”になって、正解しています。

次の例として、12-6をします
まず、そろばんに12を入れます。地祇に「12-6さてさて、とりあえず、繰り下がるな」ということで、10の位に入っている1をとります

「-6ね…。なんか、5玉下げて、1玉下げたら、6っぽくね?」
と、強引に6っぽくいじります。


答えが”6”になって、正解しています

この方法が使える計算は、複合の計算全てに使えます。
先ほど述べたように、複合の計算は、
5+6,5+7,5+8,5+9,6+6,
6+7,6+8,7+6,7+7,8+6

11-6,12-6,12-7,13-6,13-7,
13-8,14-6,14-7,14-8,14-9
の20種類です。(引かれる数を10台にしていますが、10台じゃなくても20台でも30台でもいいです)

タイトルに「簡単かもしれない」としていて、「簡単!」と言い切っていない理由は、複合問題の20個(足し算10個、引き算10個合わせて20個)を暗記しないといけないからと、自分は、やりやすいけど、他の人がやりやすいのかわからないからと、どの文献にものっていなくて、自分で勝手に作った技で、「これで本当にいいのか?」という理由からです。
参考にしていただき、使える方法だったら、ぜひ!

自己紹介



2015.4 そろばん開始
2015.7 6級7級取得
2015.11 3級取得
2016.02 1級不合格
2016.11 2級不合格
2017.02 2級合格
2017.06 1級不合格
2017.10 1級不合格
2018.02 1級不合格
2018.06 1級不合格
2018.10 1級不合格
2019.02 全珠3級合格

私、白石と申します!
そろばん経験はありません。
そろばんを始めたのは34歳の2015年4月から
そんな私が日本一を目指しています。
仕事は熊本の学習塾(ひまわり教室)で塾長してます
ライバルは小学生!
応援よろしくお願いします!


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