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割り算②やり方|3桁÷2桁 戻り算・還元算
割り算のやり方を説明します
このページでは”割り算第2回”として、3桁÷2桁を行っていきます
まず、割り算のルールを確認です。
割り算のスタート位置と、答えの読み方の詳しい説明はこちらのページをご覧ください。
- そろばんに割られる数を置きます。
- 割る数の桁に左手人差し指を置きます
- 置いた左手人差し指を左に2つ移動させます
- 計算が終わったら、答えを読み取ります
そのまま左手人差し指は答えを書くまで動かしません
左手人差し指が一の位です。それを読み取り答えとします。
- 計算の初めはそろばん上に置いた割られる数の最も大きいくらいから
- 九九をしてその答えを引いていく
では、練習問題やっていきましょう!
546÷42の計算方法
- 割られる数の546をそろばんに置きます
- 左手人差し指を千の位に置きます
- 計算を行います
- 答えを読み取る
(割る数が2桁なので、十の位に左手人差し指を置き、それから2つ左に移動すると千の位になります)
この左手人差し指が答えの一の位になります
計算が終わるまで左手人差し指は離しません
計算を行います
÷2桁(この問題では、÷42)において、一番大きい方の位で割ります。
つまり、÷4をします。一の位の2はとりあえず無視です。
そろばん上に置いた割られる数の一番左の桁から考えます。
下図の青の線枠のところから考えます。
一番左(青枠)には05があり、これは、4で割れます。
05÷4=1…1 ←頭の中
あまりは無視していただいて、商の1をそろばんに立てます。 ←そろばん
次に立てた数(1)と割る数(÷42)の九九をし、それを引きます
1×4=04 ←頭の中
04を引きます ←そろばん
とりあえず無視していた一の位の2の登場です。
一つ計算が終わりましたので、次に桁を右に一つずらして計算をします。
桁を右に一つずらすと、下図の青の枠線のところになります
そして、1×2=02 ←頭の中
02を引きます ←そろばん
ここで一息します。ふぅ。
今、そろばんには、126があります。これを42でわる計算に移ります。
計算手順は先ほどと同じになります。
下図の緑の線枠のところから考えます。
緑枠には12があり、これは、3で割れます。
12÷4=3 ←頭の中
商の3をそろばんに立てます。 ←そろばん
次に立てた数(3)と割る数(÷42)の九九をし、それを引きます
3×4=12 ←頭の中
12を引きます ←そろばん
一つ計算が終わりましたので、次に桁を右に一つずらして計算をします。
桁を右に一つずらすと、下図の緑の枠線のところになります
3×2=06 ←頭の中
06を引きます ←そろばん
左手人差し指が一の位となります。
答えは13になります
864÷96の計算方法
- 割られる数の864をそろばんに置きます
- 左手人差し指を千の位に置きます
- 計算を行います
- 答えを読み取る
(割る数が2桁なので、十の位に左手人差し指を置き、それから2つ左に移動すると千の位になります)
この左手人差し指が答えの一の位になります
計算が終わるまで左手人差し指は離しません
計算を行います
÷2桁(この問題では、÷96)において、一番大きい方の位で割ります。
つまり、÷9をします。一の位の6はとりあえず無視です。
そろばん上に置いた割られる数の一番左の桁から考えます。
下図の青の線枠のところから考えます。
一番左(青枠)には08があり、これは、9で割れません。
割れないので、青い枠を右にずらします。
青い枠には86があり、これは9で割れます。
86÷9=9…5 ←頭の中
あまりは無視していただいて、商の9をそろばんに立てます。 ←そろばん
次に立てた数(9)と割る数(÷96)の九九をし、それを引きます
9×9=81 ←頭の中
81を引きます ←そろばん
とりあえず無視していた一の位の6の登場です。
一つ計算が終わりましたので、次に桁を右に一つずらして計算をします。
桁を右に一つずらすと、下図の青の枠線のところになります
そして、9×6=54 ←頭の中
54を引きます ←そろばん
左手人差し指が一の位となります。
答えは9になります
456÷57の計算方法戻し算・還元算
- 割られる数の456をそろばんに置きます
- 左手人差し指を千の位に置きます
- 計算を行います
- 答えを読み取る
(割る数が2桁なので、十の位に左手人差し指を置き、それから2つ左に移動すると千の位になります)
この左手人差し指が答えの一の位になります
計算が終わるまで左手人差し指は離しません
計算を行います
÷2桁(この問題では、÷57)において、一番大きい方の位で割ります。
つまり、÷5をします。一の位の7はとりあえず無視です。
そろばん上に置いた割られる数の一番左の桁から考えます。
下図の青の線枠のところから考えます。
一番左(青枠)には04があり、これは、5で割れません。
割れないので、青い枠を右にずらします。
青い枠には45があり、これは5で割れます。
45÷5=9 ←頭の中
商の9をそろばんに立てます。 ←そろばん
次に立てた数(9)と割る数(÷57)の九九をし、それを引きます
9×5=45 ←頭の中
45を引きます ←そろばん
とりあえず無視していた一の位の7の登場です。
一つ計算が終わりましたので、次に桁を右に一つずらして計算をします。
桁を右に一つずらすと、下図の青の枠線のところになります
そして、9×7=63 ←頭の中
63を引きます ←そろばん
しかし、青枠の中には06しか入っておらず、63が引けません
最初の立てた商(9)が大きすぎました。
ここで、選択肢が二つあります。
・一つは、もう一度最初から計算する方法
・もう一つは、戻し算・還元算をして修正する方法
ここでは、戻し算・還元算で修正をする方法を引き続き説明していきます。
1.商を一つ減らす
2.そのとき掛けた数を足す
基本的に割り算は引き算を行っていきますが、戻し算・還元算を使用すると、足す計算をします。
今まで、引いていたのに、足し算を行うまどろっこしさがあります。
そこでミスをしてしまって、戻し算・還元算がうまくいかないことがあります。
しかし、先をみすえると、この戻し算・還元算は非常に大事になります。
ゆっくりでいいので、習得していきましょう!
戻し算・還元算を行うので、青枠を左に一つ戻します。
商を一つ減らします
掛けた数を足します
これで戻し算の完成です。
青枠を右に一つずらします
そして、8×7=56 ←頭の中
56を引きます ←そろばん
こんどはちゃんと引けました。
左手人差し指が一の位となります。
答えは8になります
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