1級不合格だっ、このやろー!
みよっ、この結果を!
わっかちゃいたけど、がっびーん!
ここの赤丸、判定のところに「×」印がついてるでしょ。
これって、不合格ですよ~という意味。
しくしく、あれだけ頑張ったのに…
だーっ、やっぱ悲しいわ!
ぼけーっ!
そして、みてみて、ここの、下の点数のところ
160点ですよ~
恥っ!
落ちても200点いっとけば、「まぁまぁまぁ」
なんだけど、160点って~
いやん。
うおー!八方ふさがり!
もう、いっときそろばんお休みっ!
というやけっぱちな自分と
このやろー、やったる!次こそやったるぞー!
という燃える自分と二人いる
がっ、しかし、あれだけ時間と努力を重ねた1級の勉強。次、どのようにすればよいか、それが浮かばん!
よく、世間一般で「どうせやったって無駄だろう」「どうせ、俺無理だしぃ」というフレーズがある。
それが、自分事になっている感じ。
それだけ頑張ったつもり。
どうせどうせ~と実際に言っている人を周りに知らない。
自己啓発の本とかではよく見られるフレーズだった。
それが、まさか、自分に起こりかけている
こころの奥底でひょこっと顔を出しかけている
なんかムカつく。
できないことはない!人間なんでもできる!
そういったポジティブ思考は学生時代に終わっていて、20代後半からは、できないこともある!けど、結構いろんなことができる!
社会の現実を知って、そう思うようになった。
できないこともある。
けど、それは1級試験合格ではない!
どうせどうせ~が自分の心の隅にあるのがムカつく。