見取り算のタイムが、なんか楽にあがった。
朝一にしてはよくできた。
2級合格点に達成してから、朝一番に問題を解いて240点をとる練習をしている。
朝は、指、脳がかたい。
それでも240点いくなら、それは実力であり、潜在的にモノニシタということになる。
指は動かん、脳もシャッキリせん。
今日も相変わらず。
いつもと変えた点は、掛け算からやった。
「朝一、どうせミスをする。
ならば、点数配点の少ない掛け算からしよっ。」
当然、掛け算のタイムは悪い(いつも9分台が10分30秒)。間違いも4問。
案の定である。
次に見取り算に移った。
掛け算で少しは指がマシになっているかと思いきや、相変わらず指の動きは鈍い。
「しゃーない。さっき起きたばっかりだけんね」
そう思いながらやった。
ある程度の覚悟があったので、嘆きも不安も少ない。
「まぁ、マイペースで」
そんな気持ち。
指先を捨てた。
指先に集中はしなかった。
いつもよりゆっくり弾いていた。
するとどうだろう。
問題の数字が代わりによく見える。
「あれ?」
久しぶりに「止めない、流れる滑らかなそろばん」を意識した。
「どうせスピードが上がらんなら、せめて止めないようにしよう」
「見取り算10分フラットくらいにおさまればいいな…」
と思いながらやった。
見取り算のタイムウォッチをポチッと。
記録”9’18”
最初「ん?」と自分を疑った。
「問題1問飛ばしてない?」
「あれ?ちゃんと解いてるし」
腑に落ちないまま、割り算に移っていった。
採点して、見取り算90点。悪くない。むしろいい。
間違えた1問も”ー(マイナス)”の読み違え。
計算は合っていた。
「あら?」
タイム良し
点数良し
何より楽っ!
必死さなく楽に計算できた。
こりゃどーし。
スピード意識より、止めない意識のほうが速いのか?
たまたまかもしれないので、今後検証。