弾き間違いミスを防ぐ方法
見取り算において、ミスを減らせればと思い記述してみた。
見取り算のミスは
- 弾き間違い
- 数字の見間違い
- ”0”を飛ばさず間違えて上から順番に桁を入れてしまう
- 答えを書くときに「がっ!」とそろばんを動かしてしまいオシャカ。
- 最初の桁の入れ間違い
- 負(マイナス)の読み間違え
が自分の場合ある。
(結構あるな…)
その中でも、今回は弾きミスについて考えたことがある。
3級検定のときの課題が、とても引っかかったこと。
練習通りできなかった。
本番のときは、嫌でも緊張する。
急ぎが焦りになり、それについていけない指。
指のアップ等は十分していたが、本番になると指も緊張していたと思う。
それが失敗につながった気がする。(合格はしたけどね!)
弾きミスの原因
弾きミスは、スピードを上げようとするときによくおこる。
日によってもそろばんをはじくスピードにムラがある。
例えば、朝一や、週明け(そろばんの休み明け)のスピードは期待できない。
もちろん、時間をとり、数十分もしていくと、スピードは上がっていくのだが。
スピードを上げようとすると焦りが生じる。
すると、指が一瞬止まってしまう。
集中しているんだけれども、一点集中になるかんじ。
視野が狭くなり、数字の桁が少ししか覚えれない。
滑らかにすることがスピードアップには必要だと経験上考えている私。
速くなるどころか遅くなる。
また、焦りを強引に閉じ込めて行うそろばん、終わった後に倍疲れている。
もっと、全体を見渡すようなそろばん操作、視野を広げたそろばん操作を行うときは前者ほどは疲れない。
ミスを防ぐには
たぶん、頭と指が連動していないため弾きミスが起こる。
頭では「急がないとっ!」数字もバンバン覚えていく。
それを表現する指がついていけない。
頭と指のバランスがうまく取れず、ショートする感じ。
そのショートをなくすために、頭を指に合わせてあげる。
朝一、休み明けなど、指が動かないことをちゃんと理解し、数字の記憶をゆっくりしてあげる。
そうすることにより、指と頭のバランスがうまく作用し、弾きミスが少なくなる。
感覚を大事にするソロバニストのであれば、指と相談しながら弾くイメージ。
「どうですか、指さん。今の調子は」
「う~ん、ちょっと硬いよ。だから、少しゆっくり目でいこう」
「了解」
「たぶん、あと30分くらいしたら柔らかくなるから、その時目いっぱい数字ちょうだい」
「了解」
こんな感じ。
こうしていくと、リズムが生まれる。
パチパチ♪
パチパーチ♪
パパッパパチ♪
リズムに乗ると、頭もよく働く。
指も乗ってくる。
まとめ:スピードを上げるためには
指だけではだめ(読み上げ算だけではだめ)
頭だけではだめ(数字記憶だけではだめ)
指と頭の総合力でバランスよく上げていくことが秘訣なのではないかな。