そろばんとの出会い
そろばんとの出会い
今年の冬、ユーチューブで動画を見まくっていた。個人的に武井壮が好きで、猛獣の倒し方をはじめ、スポーツ理論、人生の目的など、刺激を自分に与えてくれる。
ユーチューブをきゃっきゃとみていると、そろばんの動画が横にいた。
「はん?そろばん?時代遅れな。今の時代、電卓とエクセルがあれば楽勝っしょ!」とスルー。
引き続き、きゃっきゃと武井壮を見る。何回か見たことある動画も好きなだけに繰り返し見る。と、またしても横にそろばん。
「ん?どうしても見てほしいのかい、君は?でも、俺は今武井壮に夢中なの」とスルー。
おっ、これ見たことない!と新しい武井壮。おもろいね~。と、感心しつつ、また彼が出現。
「いち教育者として見ておけって何かのおつげか?」
見てみる?う~ん…
とりあえず…
のつもりが
はまった!
自分の中でどストライク。
「か、神だ…」
「か、神がたくさんいる…」
その動画は、そろばん日本選手権の動画。
呪文のような数字の放送をそろばんを魔法のように扱って答えをだし、
なんじゃこりゃ!っという桁の数字を暗算でとき
フラッシュ暗算なんて、意味が分からない。
しかも、答えを出せる人がいる…
そんな大会に出ている人はゆうに100人を超えている。
神だ。
神がたくさんいる。
人間業ではない。
誇張でもなんでもなく、そう思った。
そして、火がついた。
少々計算スピードに自信のあった自分なだけに、すごさがわかる。
ほんと、化け物。
その日の塾。
早速、その思いを生徒に告白。
神がおった。と、ユーチューブを見せた。
私の嬉しそうな顔と、勢い、熱に負けて、半分の生徒が苦笑い。
さっぱりした空気を感じたが、おかまいなしに言ってみた。
「一緒に、日本一を目指そう!」
さっぱりした空気が、ふわっとした空気になった。
先生、がんば^^
いやん、生徒の心の声が聞こえるぅ